生き物は人間も動物も必ず睡眠をとります。
私たち人間は脊椎動物の哺乳類に分類されますが、その他の脊椎動物の鳥類・爬虫類・両生類・魚類も必ず睡眠をとっています。
しかし、生き物の種類によってその睡眠形態は大きく異なります。
では、どのような睡眠形態があるのでしょうか。
睡眠の種類
【単相性睡眠】
まとまった睡眠を1日に1度とることを単相性睡眠といいます。
【多相性睡眠】
1日のうちに短い睡眠を複数回とることを多相性睡眠といいます。
【半球睡眠】
脳の半分が眠り、半分が起きている状態を半球睡眠といいます。
【冬眠】
一度に休む時間が24時間を超えるもので、活動を停止し、体温を低下させて食料の少ない冬季間を過ごすことをいいます。
人間の睡眠
人間は1日に1度だけ主に夜間に続けて長く眠る単相性睡眠の形態をとります。
これは、人間と大型霊長類にしか見られない睡眠形態で、続けて長く眠る事でより高度な脳のメンテナンスが可能となります。
続けて長く眠るため、安全性が保証される環境下での生活に適した睡眠パターンです。
しかし、人間も赤ちゃんの時は多相性睡眠の形態をとります。
赤ちゃんの睡眠パターンは、生まれてから6ヶ月頃までに大きく変化します。
《新生児期 0〜1ヶ月》
新生児期の赤ちゃんは1日のほとんどを眠って過ごし、総睡眠時間は16~18時間に及びます。
1回の睡眠が2~4時間と短く、昼夜関係なく授乳のタイミングで目覚めます。
《生後 1〜3ヶ月》
1日の睡眠時間が14〜15時間ほどに変わり、夜間の睡眠時間が長くなり、3〜6時間の連続した睡眠が取れるようになってきます。
日中は4~5回程度の仮眠を取り、1回の覚醒時間も徐々に延びていきます。
赤ちゃんの体内時計が発達し始めるため、昼夜の区別も少しずつつき始める時期です。
《生後 3〜6ヶ月》
1日の睡眠が13〜14時間程度になり、夜間に6〜8時間眠れるようになります。
日中の昼寝は2~3回程度に落ち着き、生活リズムが徐々に整っていきます。
この時期は体内時計の発達が進み、夜間の睡眠時間が延び、日中の覚醒時間も増加していきます。
生後1歳ごろには、夜間の睡眠時間が10〜12時間になります。
動物の睡眠①
人間・大型霊長類以外の動物はほとんどが『多相性睡眠』の形態をとります。
危険な状況にも迅速に対応できるようにまとまった睡眠をとる『単相性睡眠』ではなく、『多相性睡眠』で摂食や排泄の合間に短時間の睡眠をとります。
ほとんどの動物が多相性睡眠ですが、動物の種類によっても、睡眠時間や1回の睡眠時間は様々です。
比較的安全を確保されている動物や、肉食動物で他の動物よりも優位な位置にいる動物は、1回の睡眠時間や総睡眠時間が長い傾向にあります。
動物の睡眠②
その他にも、特殊な睡眠をとる動物たちもいます。
前述した『半球睡眠』は常に周囲の安全を確認する必要のある動物や長距離を移動する渡り鳥などの動物にみられ、鳥類や、イルカ・クジラなどがこの睡眠形態をとります。
また、寒さが厳しい冬の時期、食料の不足などに適応するために『冬眠』をする動物もいます。
日本で冬眠をする動物のほとんどがコウモリ類で、他にはヤマネ・シマリス・アナグマ・ツキノワグマ・ヒグマなどです。
最も特殊な睡眠をとる動物でペンギンが挙げられます。
ペンギンの睡眠は1回わずか4秒。
それを1日に1万回も繰り返しています。
巣を守るため、1回にとる睡眠時間がとても短いですが、1万回繰り返すため総睡眠時間は11時間となります。
睡眠環境を整えてリラックス
このように、過酷な睡眠環境で暮らしている動物がたくさんいる中で、人間はとても恵まれた睡眠環境にあることがわかります。
日々の忙しい生活の中で自律神経が乱れ、質のいい睡眠をとる事は、現代ではなかなか難しい事ですが、自分なりのリラックス方法を見つけてゆっくり休みましょう。
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