「寝るとき、音が気になる」「静かすぎると落ち着かない」「外の音で目が覚めてしまう」
そんな経験ありませんか?
実は、“音”が睡眠に与える影響は意外と大きいのです。
人間の脳は眠っている間も周囲の音を無意識にキャッチしています。
静かすぎると不安を感じてしまったり、逆に急な物音に驚いて目が覚めてしまうことも…。
今回は、睡眠と音の関係についてお伝えしていきます!
音が眠りに与える影響
音が眠りに与える影響は大きく、睡眠の質や入眠に影響を与えることが知られています。騒音は入眠困難、中途覚醒、睡眠の浅さなどを引き起こし、質の低下に繋がります。一方で、リラックス効果のある音楽や自然音は睡眠を促し、睡眠の質を高める効果が期待できます。
〈騒音の影響〉
入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒:
騒音は睡眠を妨げ、眠りに入りづらくなったり、眠っている最中に目が覚めてしまったり、早朝に目が覚めてしまうことがあります。
睡眠の質の低下:
騒音によって睡眠が浅くなると、日中の眠気や疲労感が増し、日中の活動に支障が出ることがあります。
騒音のレベル:
40デシベル以上になると、睡眠への影響が出始めることが知られています。
騒音の種類:
ホワイトノイズと呼ばれる単純音よりも、生活騒音のほうが睡眠に悪影響を及ぼします。一定に連続する音と比べると不規則で間欠的な音(変化に富んだ音)のほうがより睡眠への影響が大きいのです。
快眠に役立つ「音」の種類
自然音:
風の音、雨音、波の音、森の音、鳥のさえずりなど、自然界の音は、リラックス効果が高く、睡眠を促す効果が期待できます。
クラシック音楽:
ゆったりとしたテンポのクラシック音楽は、α波の発生を促し、リラックス効果を高めます。モーツァルトやバッハの曲は、その穏やかな曲調から、安眠に効果的であると言われています。
ヒーリングミュージック:
心身をリラックスさせ、ストレスを解消する効果が期待できます。自然界の音や穏やかなリズムのクラシック音楽などがおすすめです。
ホワイトノイズ:
静かな環境で眠れない場合に、全体的な騒音をマスキングし、集中力を高める効果が期待できます。
眠りを妨げてしまう「音」
眠りを妨げる音は、一般的に40デシベル以上の騒音であるとされています。これは、図書館の静けさやささやき声の音量に相当します。具体的な音としては、交通騒音、隣人の声、家電の音、いびきなどが挙げられます。
また、雨音などの連続した音より、ドアをバタンと閉じるときなどに生じる突発的な音は眠りに影響しやすく、眠りが浅いと目が覚めるきっかけにもなります。
これらは脳が情報処理をしようとしてしまい、リラックスできなくなる原因になります。
特にスマホは、通知が鳴るたびに脳が反応して眠りが浅くなってしまいます。
静かすぎるのも実はNG?“心地よい音環境”の大切さ
睡眠時に静かすぎる環境は、人によってはむしろ眠りを妨げる可能性があります。完全に無音の状態は、脳が活動状態のままになり、眠りに入りにくくなったり、不安感を募らせることもあります。
対策としては、心地の良いホワイトノイズや、自然音を流す、あるいは、静かすぎる環境に慣れるように、少しずつ音量を調整して徐々に静かな環境に慣れるなどの方法があります。
自分に合った「音」で快眠を!
質の良い睡眠の為には眠りに入る時のリラックス状態が大切になります。ご自身に合った静けさ・音の環境にする事が大事です。
ただ、大きめの音をずっと聞いてる状態になると脳が休まりません。
リラックスできる音楽や自然音音源などを聞く場合は音量に気をつけて、入眠後30分程で切れるようにタイマーを設定する事をおすすめします。
当店では、小鳥のさえずりや水の音など脳が一番リラックスできる自然の音を流しています。
心地よい音に包まれながらゆったりとした時間を過ごしに、ぜひ当店へお越しください。