最近、「疲れているのに寝つけない」「朝起きてもスッキリしない」「理由もなくイライラする」――そんなことはありませんか?
実はそれ、もしかすると “自律神経の乱れ” が関係しているかもしれません。
自律神経ってなに?

自律神経とは、私たちが意識しなくても働いてくれている神経のことです。心臓を動かしたり、呼吸したり、体温を保ったりと、生きていくうえで欠かせない機能をコントロールしています。
この自律神経には、
・交感神経(こうかんしんけい)…..活動するときに働く神経
・副交感神経(ふくこうかんしんけい)…..リラックスするときに働く神経
の2種類があります。
この2つのバランスが上手く取れていると、体も心も安定して過ごせます。
でも、どちらかに偏ってしまうと、眠りづらくなったり、疲れが取れにくくなったり、気分の浮き沈みが激しくなることも。
自律神経の乱れとは?

本来、自律神経は私たちの体調や環境に合わせてバランスを保っています。
ですが、生活習慣やストレスなど、日々のちょっとした積み重ねによって乱れてしまうことがあります。
夜遅くまでスマホを見たり、不規則な生活を続けたり、ストレスを溜めこんでしまうと、交感神経ばかりが優位に働いてしまいます。
そうなると体はずっと「緊張モード」のままになり、休みたいときにリラックスできなくなってしまいます。
反対に、動かなすぎたり、外に出る機会が減ると副交感神経が過剰になり、やる気が出なかったり、朝起きるのがつらくなることも。
つまり自律神経の乱れとは、体と心のオン・オフの切り替えがうまくできなくなっている状態のことです。
放っておくと、睡眠の質や気分、免疫力にも影響してしまうため、早めのケアが大切です。
そして、この乱れは「季節」や「気圧」など、私たちの力ではコントロールしにくい外的な要因でも起こります。
秋から冬にかけては乱れやすい季節

季節の変わり目は、気温や気圧の変化が大きく、体も環境に合わせようと頑張っています。
特に秋から冬にかけては、日照時間が短くなり、気持ちもどんよりしがちです。
「なんとなく元気が出ない」「眠りが浅い」と感じる方が増えるのもこの時期です。
さらに、冷えによる血行不良や、乾燥による疲れも重なって、体がこわばりやすくなります。
実はこうした小さなストレスが積み重なって、自律神経を乱してしまうんです。
こんなサインがあったら要注意

☑夜、寝つきが悪い/夜中に何度も目が覚める
☑朝起きてもスッキリしない
☑頭が重い、ぼーっとする
☑ため息が増える
☑肩や首がこる
☑胸のあたりがザワザワする
☑気分が落ち込みやすい
ひとつでも当てはまる方は、体が「少し休ませて」とサインを出しているのかもしれません。
自律神経を整えるためのセルフケア

・朝起きたらカーテンを開けて、太陽の光を浴びる
・寝る前はスマホを30分お休みして、照明を落とす
・深呼吸を3回して、肩の力を抜く
・お風呂にゆっくり浸かって体を温める
こうした小さなことでも、自律神経は少しずつ整っていきます。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、「自分をいたわる習慣」を持つことです。
ドライヘッドスパも効果的?!

ドライヘッドスパでは、頭皮にある自律神経の調整に効くツボを刺激するだけでなく、頭部の血流を改善し自律神経を調整している視床下部を活性化させる効果があります。
また、グルーミング効果によりセロトニンの分泌が促進されるため自律神経の乱れを調整し深いリラックス効果を得ることができます。











