わたしたち日本人は当たり前のように毎日を慌ただしく忙しく過ごして、睡眠をおろそかにしがちな「寝ない国民」といわれています。
健康的な毎日を送る為に必要な「睡眠」。その睡眠力を回復・向上させる絶好のチャンスが秋だと言われています!
睡眠力をあげる秋の過ごし方についてお話ししていきます!
日本人は夜ふかしな民族
2015年に世界的医療機器メーカーが、全世界10カ国・約8000人を対象に睡眠に対する意識調査を行いました。その調査で日本人は“世界でもっとも夜更かしな民族”だということがわかったそうです。深夜一時以降に就寝するという人の割合が平日は16%、休日には25%にもなります!反対に、ドイツでは91%の人が「寝る前にはパソコン・スマホなどの電子機器を使用しない」、オランダは「就職から睡眠まで3時間以上開ける」人が82%など、ヨーロッパでは睡眠に対する意識が高いというデータがあるそうです。
秋の眠れる3大要因
安定した気候
夏は蒸し暑さで寝られない、冬は冷え込みで起きてしまう、春は「春眠暁を覚えず」というようにいつまでもウトウトしてしまいます。秋になるとだんだんと気温がおちつき、涼しく過ごしやすい季節になってきます。気候が安定してくると、暑さや寒さに悩まされることなく朝まで快適にぐっすりと眠れるということです。人の眠りは温度や湿度に大きく左右されるため、夏の熱帯夜から解放されることは、睡眠にとてと良い影響をもたらします。不眠症で悩んでいる方の中にも、秋は症状が一時的に改善して睡眠を満足に取れるようになる場合が多いそうです。
安定した環境
睡眠障害を抱えている方は、春頃からだんだんと眠りが浅くなって眠れなくなるパターンが多いそうです。春は年度替わりの行事等で多忙になるため睡眠時間が不足し、寝起きの悪さや昼間の強い眠気の原因になります。また「五月病」というように、春は新生活のスタートにともなう生活の環境の変化でストレスが多い季節でもあります。秋はこうした身の回りの環境の変化が少なく、おだやかな気持ちで毎日を過ごせることも、睡眠習慣を改善に適した季節といえるのです。
夜長、日照時間の短さ
だんだんと日が短くなり日照時間が少しずつ短くなると「メラトニン」という眠気を誘うホルモンが出やすくなります。「メラトニン」がしっかり分泌されることで、夜は早い時間から眠る準備が整い、明け方は早すぎる時間に目覚めることなくしっかりと眠ることが出来ます。このホルモンをより活発化させるためには、朝起きたらしっかりと朝日を全身に浴びて、夜遅くまで強い灯りやブルーライトを浴びないよう、体内時計を自然合わせてリセットすることが大切です。
食欲の秋!寝不足だと肥満の原因に!?
秋は食べ物が美味しく睡眠にも適したとても快適な季節ではありますが、もしも睡眠不足が続くと肥満になってしまう可能性があるので注意が必要です!睡眠不足だと、食欲を抑えるホルモン(レプチン)が減少し、食欲を高めるホルモン(グレリン)が増大するのです。さらに美味しい物がたくさんあるので、ついつい必要以上に食べてしまうと、満腹状態にさで寝ることは睡眠の質が下がる原因になります。そうするとまた食欲が増して・・・という悪循環に陥りかねません!快適な季節ですが油断せずに規則正しい生活を意識することがとても大切です。
睡眠力向上にドライヘッドスパを取り入れる
生活リズムが乱れていると感じた時はドライヘッドスパがオススメです♪日中にドライヘッドスパを受けて脳を一旦休めてあげることで、夜の眠気を上手に引き出してあげることが出来ます。また昼寝の主な効果として、集中力・認知機能の向上、判断力の向上によるミスの軽減、感情のコントロールなどもあげられます。
睡眠をしっかりとり、美味しいものを楽しく食べ、秋の季節を健康的に楽しみましょう♪♪