新しいことが覚えられない、覚えてもすぐに忘れてしまう、知っていることを思い出せない。。。
記憶力はけして悪くないはずなのに、最近物忘れが激しい。。
なんてことはありませんか?
認知症ではないけど、記憶力、判断力が落ちていると感じる方は「情報過多シンドローム」の可能性もあります。
情報過多シンドロームって?
情報過多シンドロームの大きな要因の一つとして挙げられるのが、過剰な情報収集による脳の「オーバーフロー状態」です。
本来、脳のキャパシティは決まっていて、一度にインプットできる情報量や、情報処理能力には限りがあります。
しかしインターネットなどが普及し、いつでもあらゆる情報を収集できる環境にある現代社会では、脳の容量を超える情報にさらされることになりがちです。
その結果、脳内の情報処理量が過密状態になり、脳が機能不全をきたすことになってしまいます。
こうして脳の機能が低下することで、記憶力や判断力、理解力などが低下した状態のことを「情報過多シンドローム」と呼んばれています。
情報不足による不安がオーバーフローを招く原因に…
・常に情報収集することが癖になっている。
・細かいことも徹底的に調べないと気が済まない。
・本よりもインターネットを使った情報収集がメイン。
・調べなければならない使命感に駆られている。
・新しい情報は、内容をよく吟味せずに飛びついてしまう。
上記が当てはまる方は要注意です!
常に情報を取り入れることで、精神を安定させているため、脳には毎日膨大な量の情報がどんどん詰め込まれていきます。
本来、調べてみよう!という意識や、知らないことも進んで取り入れようとする姿勢は、決して悪いものではありません。
ですが、やみくもに情報を集めすぎてしまうと、脳は混乱を起こし、疲れ切り、結果的に大切な情報まで覚えきれなくなってしまいます。。
情報の取捨選択をしましょう!
・本当に必要な情報かを見極めて記憶する。
・不要な情報や知識はどんどん捨てる。
情報過多シンドロームにならないためには、このような意識が大切です。
また、情報過多シンドロームは、脳のキャパシティの問題だけでなく、強い精神的なストレスや心理的な問題が要因となって起こる場合もあります。
不安や不信、不満、不快感、内的な怒りなどを慢性的に抱えていると、脳の中がネガティブな事象で占拠された状態になってしまうのです。
ネガティブから抜け出すには?
そんなネガティブな状態から抜け出すのに効果的なのが「芸術」や「大自然」に親しむことです。
芸術は音楽や美術鑑賞、あるいはカラオケなど自分の好みのものでOK。大自然も、わざわざ遠方まで出かけなくても、空をじっと見つめるだけで十分効果は得られます。
また、身体を動かしたり、美味しいものを食べるなど、様々な刺激を脳に送ることも、脳のリフレッシュにつながります。
ドライヘッドスパも脳がリラックスするので疲れた時、ネガティブ思考になってしまったら是非眠りの森hibikiにいらしてください♪