緊張している時や忙しい時、また不安な時なども「深呼吸をしよう」とよく言われます。深呼吸をすることで、どういう効果が得られるのでしょうか?
まず頭に入れておきたいことは、深呼吸は自律神経のバランスに大きく関わっていることです。
自律神経は、循環器・消化器・呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。
不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官に様々な不調が現れます。この自律神経のバランスは、深呼吸によって整えることができるのです。
では深呼吸の効果をいくつかみていきましょう。
深呼吸の効果
〇リラックス、ストレスの解消
★副交感神経が優位になると心身がリラックスし、ストレスの解消にもつながります。
〇睡眠の質の向上
★深呼吸で副交感神経が優位になることで、睡眠の質も向上します。ぐっすりと眠るには、副交感神経が優位になった状態で眠ることがポイントだといわれています。
〇血行の改善
★丁寧な深い呼吸では浅い呼吸よりも多くの酸素を取り込めるため、全身により多くの酸素を行き渡らせることができます。
〇内臓の活性化
★深呼吸で横隔膜が動き、内臓が刺激されることによって内臓が活性化します。
腸が刺激されることにより、排便を促すことも期待できます。また内臓の活性化は血行も改善してくれるため、冷え性改善にも役立つといわれています!
〇集中力向上
★深呼吸をすると脳に十分な酸素を送れるため集中力も向上します。気持ちを切り替えたいときや、仕事や勉強に取り組む前には深呼吸をしてみましょう。
効果的な深呼吸の方法
1.楽な姿勢で座り、背筋をのばします。
(椅子に座ってもOK、畳の上など床に座ってもOK)
2.両手を下腹部(おへその下あたり)にあて、口から息を吐き切ります。
(息を吐くのと一緒に、体の中の悪いものや不安な気持ちも全て出しきるように吐きます)
3.鼻からゆっくりと息を吸い込みます。
(下腹部が新鮮な空気でいっぱいになるイメージで、お腹のふくらみを両手で感じとって)
4.口からゆっくり息を吐きだします。
(鼻から空気を吸うときよりも2倍の時間をかけてゆっくり吐くことがポイントです。お腹がへこんでいく様子を両手で感じましょう。また、2番のように、体の中の悪いものや嫌な気持ちも全て出しきるように吐きます)
5.鼻からゆっくりと息を吸い込み、その2倍の時間をかけて口からゆっくり息を吐きだします
この深呼吸を5回ほど行います。
生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
忙しい日々の中でみなさんは自分のリラックスする時間は取れていますか?
ゆっくりとリラックスできる時間がないと心も身体も疲れが取れなくストレスにつながってしまいます。
ストレスがたまった状態や緊張状態が続くと知らず知らずに浅い呼吸になってしまうそうです。そんな時こそ大きく息を吸い、ゆっくりと吐き出す!
これを意識するだけで気持ちが落ち着くかもしれません。
場所や時間を選ばず気軽に行える「深呼吸」。
起床時はなるべく朝日を浴びながら行い、
就寝前にも行うことで1日の始まりと終わりを感じられます。気持ちのリセットも行えるのでこちらもおすすめです。
もちろん深呼吸で自律神経を整えるのもよいですが、当店ドライヘッドスパでお休みしていただくのもオススメです!
眠りの森hibikiのドライヘッドスパは、ツボ押しや指圧など刺激の強いものとは異なり、
優しく頭皮を伸ばすような引き上げるような特殊なマッサージ方法です。
そうすることで、副交感神経を優位にし、心身共にリラックスした状態へと導きます。
ぜひドライヘッドスパを通じてリラックスして頂くとともに乱れがちな自律神経を整え、脳疲労を改善し、『日々のパフォーマンスUPと睡眠の質向上』も目指していきましょう♪