最近なんだか目がショボショボする…
頭がだる重たい、首や肩がこる…
そんな不調を感じることはありませんか?
その“目の重さ”は、ただの疲れではないかも
これらの症状の多くは、「眼精疲労(がんせいひろう)」が原因と言われています。
単なる「目の疲れ」とは異なり、睡眠をとっても回復しにくいのが特徴です。
放置すると頭痛やめまい、集中力の低下、不眠などを引き起こすこともあります!
現代はスマホ・パソコン・タブレットなどの画面を見る時間が増え、知らず知らずのうちに、私たちの目は常に酷使されています。
一日中働き続けている「目の筋肉」をしっかり休ませてあげることが、心身の健康維持には欠かせません。
眼精疲労が起こるメカニズム
目のピント調整を担う「毛様体筋(もうようたいきん)」という筋肉があります。
この筋肉は近くを見るときに収縮し、遠くを見るときに緩む仕組みになっています。
長時間スマホやパソコンを見続けると、毛様体筋が緊張しっぱなしになり、ピントが合いづらくなったり、目の奥がズーンと重く感じたりします…。
さらに、目の疲れは首や肩の筋肉にも影響します。
特に後頭部の深いところにある「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」は、目の動きと連動している筋肉です。
この部分が硬くなると、血流が悪くなり、目の奥の痛みや頭痛、さらには自律神経の乱れまで引き起こすことがあります。
つまり、眼精疲労は目だけでなく、首・頭・神経まで関係する全身のトラブルなのです。
こんな人は要注意!眼精疲労のチェックリスト
以下の項目に3つ以上当てはまる方は、眼精疲労のサインかもしれません。
・長時間パソコン・スマホを使っている
・夕方になると目が重くなる
・頭痛・肩こり・首のハリを感じる
・まぶたがピクピクすることがある
・目が乾きやすい(ドライアイ)
・目の奥が痛むことがある
・眠りが浅い、寝ても疲れが取れない
これらの症状は、単に「疲れ目」で済ませず、体が「そろそろ限界」と教えてくれているサインです。
今日からできる!眼精疲労セルフケア
● 目を温める
蒸しタオルや市販のホットアイマスクで目の周りを温めると、
血流が良くなり、筋肉の緊張が緩みます。
● 目を休める“20-20-20ルール”
20分画面を見たら、20秒間、6mほど先を見て目を休める。
簡単でも効果的なケア方法です。
● 首と肩をほぐす
軽く首を回したり、肩をすくめてストンと落とすストレッチを数回。
後頭下筋群や僧帽筋(そうぼうきん)の緊張がやわらぎ、血流がスムーズになります。
● 姿勢を正す
猫背になると、頭の重さ(約5kg)が首や肩に負担をかけ、目の疲れをさらに悪化させます。
モニターの高さを目線と同じに保ち、背筋を伸ばす姿勢を意識しましょう。
● 睡眠の質を整える
ブルーライトを避け、寝る前1時間はスマホを見ないことが理想です。
寝不足は目の回復力を低下させ、眼精疲労を悪化させます。
根本的に癒したいなら、“頭のケア”が効果的
眼精疲労を本気で改善したい方におすすめなのが、ドライヘッドスパです。
頭皮をやさしくほぐすことで、後頭下筋群や側頭筋など、目の疲れと深く関わる筋肉に直接アプローチできます。
血流を促進し、自律神経を整えることで、目の奥の重だるさがスッと軽くなります。
また、頭部のリラックスは「脳の休息」にもつながり、睡眠の質が上がったり、集中力が戻ったりする方も多くいます。
日々頑張る目と頭をゆるめることで、心身ともにリセットされる感覚を味わえるはずです。
「目が疲れたな」と感じたら、ぜひ一度ドライヘッドスパを体験してみてください。