暖かい日が多い春ですが、3月は新しい環境へ向けて色々と忙しくなり、生活リズムが少し崩れてしまったり、ゆっくりする時間が取れなかったりで質の良い睡眠が摂れなくなってしまう方も多い季節でもあります。
そんな時にはアロマの香りでリラックスしてみてはいかがでしょうか。
アロマは安眠効果があると言われている
人間の嗅覚は脳とダイレクトに結びついていて、快・不快が瞬時に伝わります。
嗅覚を魅了する香りをかぐことで体を緊張、興奮させ活動モードにする交感神経から、体をリラックスさせ休息モードにする副交感神経優位に切り替わりやすくなります。
アロマオイルは植物の香り成分を抽出した天然のオイルで、香りの種類も多く、使い方の幅も広いので特におすすめです。
安眠のためにおすすめのアロマ
アロマは大きく分けて2つの種類があります。
寝る前におすすめの「リラックス系」と朝起きたときや日中におすすめの「リフレッシュ系」です。
睡眠前に使うと良い香りはラベンダーやカモミール、スイートオレンジ、ヒノキ、サンダルウッド、ゼラニウムなどが代表的です。
ラベンダーに関しては、酢酸リナリルというリラックス効果がある成分を35%以上含んだ「真正ラベンダー」がおすすめです。
心を落ち着かせて安眠へと導く効果が期待出来るので、アロマを選ぶ時の参考にしてみてください。
朝、気持ちよく起きられない人はペパーミントやレモン、ローズマリー、ユーカリ、グレープフルーツなど爽やかな香りがおすすめ!
起き抜けにアロマディフューザーをセットするのもいいですが、就寝前にマスクに一滴アロマオイルを垂らし、チャック付きのポリ袋に入れておき起きた瞬間にマスクを着用する、という方法もあります。
アロマの適切な使い方
睡眠前に限った場合、一番手軽なのはティッシュやコットンにアロマオイルを一滴含ませてパジャマの胸ポケットに入れておくことです。
寝返りを打つたびにほのかに香り、リラックスできます。
パジャマに胸ポケットがない場合は、枕の下や近くに置いておくだけでも良いですし、枕近辺にアロマスプレーを吹きかけるのも良いでしょう。
部屋全体に香りを拡散させたい場合はアロマディフューザーを使用。
特に水蒸気で拡散させるタイプであれば、加湿もしてくれるので乾燥する秋冬にぴったり!
使用量の目安は6~8畳のお部屋ならアロマオイル4~5滴程度です。
アロマキャンドルも癒されますが日の始末は忘れずに。
キャンドルの炎のゆらぎで資格もリラックスできますので香りとともに安眠をもたらしてくれます。
入浴時にアロマを使うという方法もあります。
粗塩や日本酒、大さじ1に対しアロマオイル3~5滴を混ぜ合わせてから湯船に入れます。
アロマオイルだけを直接湯船に入れてしまうと、お湯と分離してオイルが浮いてしまいますし、お肌に付着して肌荒れの原因になったりすrのでやめておきましょう。
手軽なものから取り入れて
上級者はオイルをブレンドしたりしてその日の気分や好みに合わせて香りを作ったりすることもありますが、まずはシンプルな香りからお試しを。
安価で種類豊富なもの、簡単に使えるもの、デザイン性が高く、お部屋のインテリアになじむものなどいろいろなグッズあります。
奥が深いアロマですが、まずは直感でビビッときた香りやお気に入りのグッズを見つけて日常の中に取り入れてみてください♪